新・自転車漂流講座

自転車で世界を二周もしちゃった のぐちやすお さんによる、自転車旅行のハウツーが詰まった一冊。

この本を手にした当時は、自分が海外をツーリングするようになるとは思いもせず、「すごいなぁ〜、自分には無理ムリ。。。」と、近所をプラプラ走る日々でした。

そこから一歩踏み込むきっかけとなったのが、のぐちさんが所属する日本アドベンチャーサイクリングクラブ(JACC)主催のイベントへの参加、そしてのぐちさんとの出会い。

本書でも紹介されているJACCは、「すんげぇディープな団体」というイメージだったのですが、実際の会員の方々はいたって普通で、のぐちさんもとても気さくな方、という印象でした。

そして私もニュージーランドへ。。。へ。。。この本を手に取らなかったら、貴重な体験、人々との出会いは無かった。。。そんな思い入れのある一冊です。

みかん畑に帰りたかった

第9回小学館ノンフィクション大賞受賞作。自転車だけにとどまらない、のぐちさん、そして親友の河野さんとの冒険の数々が記された作品です。

活字離れ著しい私でも、すっとのめり込める文体で綴られる内容は、とってもディープな非日常的体験でいっぱい。

読んでいて思ったのは、私の自転車旅行はしょぼいものですが、スケールは全然違えど人を冒険に駆り立てるものって、きっと同じなんだろうな。。。ということ。

そして、河野さんの冒険のスケールが大きくなればなるほど、何かが変わってくる。。。その様子をリアルに感じられる作品です。

チャリンコ族はいそがない

女性サイクリスト熊沢さんによるツーリング紀行。自転車旅行を思い立った自転車初心者の熊沢さんが、野宿サイクリストとして日本中を走る日々が記されています。

この本はのぐちさんの自転車漂流講座と同じ時期に手にし、自分が旅する感覚で読んでいました。

私の職場でも女性野宿サイクリストがいましたが(今は結婚してまっとうな(?)日々に。。。)、女性ながらの苦労ももろともせずに走るたくましさには脱帽です。

ツーリングマップル

ライダーさんにはおなじみ、ツーリングした人たちの生の情報が反映されている、まさにツーリングのための地図。

詳しくは「キャンピング」のコーナーをご覧ください。

OMAGGIO A PANTANI

個人的に最も敬愛するプロロードレーサー、マルコ・パンターニの追悼DVD。

2004年の冬に残念ながら他界してしまったパンターニ。スキンヘッドにバンダナ、山岳での驚異的な走り(ハンドルの下を持って走る独特なスタイル)は、ロードレースを意識し始めた当時の私にとって、強烈な印象がありました。

このDVDは、パンターニがプロとして勝利してきた全てのステージを収録。1998年のダブルツール(ジロデイタリアとツールドフランスの両方を制覇すること)達成、2000年ツールでのランス・アームストロングとの死闘は何度も見返したなぁ。。。

1998 Giro d'Italia

1998 Giro d'Italia

パンターニが優勝した1998年ジロデイタリアのDVD。イタリア人だけあって、ステージ全体を通してジロでのパンターニの意気込みが伝わってくる内容です。

パンターニとライバルたちとの激闘はもちろんですが、平坦ステージでのマリオチッポリーニ(残念ながら2005ジロの前に引退)の強さ、表彰台でのはしゃぎようも見ることができます。

1998 TOUR de FRANCE

1998 TOUR de FRANCE

パンターニがダブルツールを達成したツールドフランスのDVD。

ジロでの疲れを徐々に回復させて順位をUP、そして山岳ステージでウルリッヒを抜き去りマイヨジョーヌをgetしていく様子が良く分かります。

このDVDでは、パンターニのインタビュー場面も収録されており、今となっては貴重な肉声を聞くこともできます。

さらに、おまけ(?)として、過去10年のツールドフランスの歴史を収録したディスクも追加されていて、ちょっとお得な気分。

2003 TOUR DE FRANCE

2003 TOUR DE FRANCE

100周年記念となった2003年のツールドフランスのDVD。

ランス・アームストロングのツール5連覇に期待がかかったツールでもあり、体調が必ずしも良くなかったアームストロングに襲い掛かるライバルたちとの死闘が収録されています。

横道にそれますが、このDVDが発売された時期、江戸川自転車道で横風に吹き飛ばされて土手から落車、鎖骨骨折した私。。。

このDVDで同じく鎖骨骨折した後も走り続けたタイラー・ハミルトンを見て「なんでこの人はこんなに走れるんだぁ?」と片腕を釣りながら思ったものです。