今、街では、場所の文化発信拠点としての役割を見直し、人々を郊外から呼び戻す取り組みが行われています。
農村では、農産物の価格競争と環境保全意識の高まりの中で、新たな営農への取り組みが行われています。 山村では、人口現象と高齢化の中で、地域資源に根ざして地域づくりへの取り組みが行われています。
どの地域づくりにも必要な視点は、地域の特性=「地域性」の理解にあります。 その土地、環境、人間を見つめ、地域性を理解することは、地域づくり、すなわち「地域の構想」にとって欠くことのできない力です。 そのための基礎を、現地実習、地域データ分析、地図作成技能の習得を通して学び、 地域の問題に目を向け、自らの目で確かめてみようではありませんか。